ハードコアテクノ団地

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キラキラリーダーよ神話になれ(EXOスホソロコンサート 2022.10.01)

みなさん!お久し振りです。達者でいらっしゃいますか。

少しずつではありますが、コンサートに行く機会が増えつつありますね。今日はEXOのキラキラリーダースホさんの、めでたくも初めてのソロコンで目撃した、あらゆる想像を超えてくるスホワールドのお話をしたいと思います。

なお今回は昼の部のみ参加しました。しかも人生初のアリーナ席…ち、近くで見ても大丈夫…?という緊張を吹き飛ばす、スホさんにしか作り出せない世界としか言いようのない空間を、出来る範囲で書き起こしたいと思います。毎度ながら記憶違いの部分もあるかもしれません、ご容赦ください。

 

①スホさんは発光している

まずバンドメンバーの方達が位置についてから本日の主役であるスホさんが登場したのですが、スホさんは出てきた瞬間からとにかく眩いほどに光っておられた。あの頬のツヤ…もはやツヤと呼ぶにはあまりに眩しいそれは、内側からも外側からもこれでもかと乱反射しており、乱反射ボーイと呼ばざるを得ない。〽乱反射ボーイ…その目は僕のすべてを〜……*1

人はここまで発光できるのだろうか?という疑問の回答は「少なくともスホさんに関しては可能」であると断言します。スクリーンに映ったお顔を見た時「あんなに光ってる人見たことない!!!!」ってなりましたもんね。キラキラリーダーの名は伊達じゃあございません。

 

②スホさんは歌が上手い

今更すぎて申し訳ない気持ちなんですが、スホさん、ほんとうに歌が上手い。なによりご本人も歌うことがすごく好きなんだろうなと感じる歌唱でした。EXOにはメインボーカルが既に3名いらっしゃいますが、スホさんの声はどのメンバーの声質とも大きく異なる、特別にクリーンな響きを持っていますよね*2。EXOの中では異質でオンリーワンなのですが、あまり感情を全面に出して歌うイメージが無かったので、「こんなにエモーショナルに歌う人だったのか!」と新しい発見もありました。最初の方は緊張もあってか、スホさん自身がその感情に引っ張られてやや前のめり気味な印象がありましたが、もはやその感じも含めてめちゃめちゃ良かったんですよね。なにせ生バンドでしたからね、ボーカリストは前のめりでナンボですよね。

なお私は1stのstarry nightが大好きなのですが、いや〜〜……素晴らしかったです、心の底から素晴らしかった。皆さん聞きましたか?終盤にかけて加速していく声の伸びを……星の洪水のような彼の歌声が会場を埋め尽くしていった、あの美しさを……。

 

③スホさんのサプライズ選曲

スホさん「〽ざ〜〜ん〜こ〜〜くな天使のように〜……」

我々「ヤバい

(私の前列のスホペンさんが膝から崩れていた)*3

 

④スホランドの存在について

初めてスホランドという概念を知ったのはほんの2〜3年前と比較的最近なのですが、噂で聞くところによるとそれはとても神出鬼没で、ふとした瞬間に現れてはあっという間に消えてしまうので、見られたらラッキーな存在…スホランドにはそんなイメージを勝手に抱いておりました。

そして実際に見て感じたものから導き出した私のスホランド解釈は、「スホさんの言動から生まれる独特のグルーヴ感が、スホランドそのものである」です。彼の生真面目な性質とお茶目さゆえに、本人の意思と関係無く出てきてしまう、すごく不思議な…独特の時間の進み方というか…とにかく面白いです。なんとも言えないけどクセになる、それが魔性のスホランド*4。スホさんにしか生み出せない、スホさんの好きなところがぎゅうぎゅう詰めになっている世界。まさかのスホさん本人ですらコントロール下にない楽園、スホランドには自由な魂があります。

 

⑤EXOの曲はマジで大変 byEXO

9人グループというまあまあ大所帯なEXOに在籍しているスホさんですが、ベテランアイドルと言えど単身でステージに立ち、パフォーマンスするとなるとかなり勝手が違った模様で、見るからにそわそわした様子で「普段のコンサートなら他にもメンバーがいるから、僕じゃなくてメンバーを見てたりするけど…今日ここにいる皆さんは…僕だけを見ているんですか……?」と言い出したりして微笑ましかったです。そんな、もしかして……?みたいなトーンで言われるとは思いもよらなかった発言に会場中が「そうだよ!!君だけの為に来たんだよ!!今更そこに気付いたんだね!?そういうところが大好き!!!」と叫びたかったはずです。でもまあ確かにいつも誰かしらいるもんね…会場中から終始自分だけ注目されることに戸惑うスホさん…ソロコンサートデビューおめでとう…!

セットリストにはEXOメドレータイムもあり、一人でEXOの曲を数曲歌って踊ってくれたのですが、終わった時にはかなりゼエハア状態で、センターのドラム前の段差に座りながら「ハァ…EXOの曲を…ハァ……一人で歌うのは…凄く大変です……」と語っておられました。グループで歌っている時はこちらも「みんな歌が上手いなあ〜」と呑気に見ていられるのですが、いざ一人で歌っているのを見ると「いやいやこれは大変すぎる、そもそも全く独唱用に作られてない…エッここでこんな高音出させる!?鬼!!?」みたいな驚愕の連続でした。一体どういう人達なんだEXO、只者ではない。みんなサラ〜ッとやるから大変そうに見えないんだけど、よく考えてみればあんなに激しく踊りながら連続3〜4曲歌ってくれたりして…それってかなりの重労働ですよね…いつもありがとう…。

 

⑥スホさんは素直でよろしい

スホさんの言葉は非常に素直というか、「段々と調子が上がってきました…(※3曲くらい歌った頃)」や「夜の部のほうが上手にできると思います!」など、コメントが正直すぎるところがとにかく最高でした。発言した後に「でも!これ(昼の部)が僕の人生初のソロコンサートですから!!」と明るくフォローしてくれるところまで、可愛くて面白すぎるなあと思いました。恐らくメンバーが近くにいたら「ちょっとこのヒョン…」と突っ込まれそうな発言のオンパレードでしたが、我々はスホさんのファンなので「うんうん、回を重ねていくとどんどん良くなるもんね!ていうかもう既に上手にできてるよお〜〜!!」ぐらいにしか思いませんので問題ないです。

あと締めの挨拶で「僕がWe Are!と言ったら皆さんは、ワンッ…(超小声)、EXO!と言ったら、サランハジャッ…(超小声)って言ってくださいね」と指示してきたので、会場内も躊躇いつつ言う通りにしたのに「ちょっと声が大きいんじゃな〜い!?」って言ってたのが滅茶苦茶すぎて最高でした。そのままスタコラサッサとステージから消えてしまうのも可愛かった。最後の一秒まで、余すところなくとびきり可愛かったです。袖にピューッと走っていく後ろ姿すら可愛かった。

 

総括:キラキラリーダーは本当にキラキラしていた

ご本人にとっても初めてのソロコンサートでしたが、彼を愛する人のみで構成された空間はとても穏やかで居心地が良かったです。皆さん静かに(色々な激情を抑え込みながら)スホさんのソロコンサートデビューを見守る、どこまでもスホさんに優しい世界。スホさんがひひひ、とはにかめば我々もこれ以上なく幸せな気持ちになるのです。会場が「同じ空間にスホさんがいる…!動いてる…!かわいい…!」というときめきで満たされていて、一時間ちょっとの公演でしたが、妙に満足感というか充足感というか、スホさんを存分に満喫させてもらった……と思えた時間でした。「僕達はずっと青春です」と真っ直ぐ伝えてくる笑顔が眩しくて、EXOのリーダーがスホさんで良かったなあと胸がいっぱいになりました。「さすがスホ…ウンウン」と自分で自分を褒めてたのも大好きです。ドラマ撮影や次作ソロでまたまたお忙しそうでしたが、再び元気に会えるその日まで皆さんもサランハジャでございます。

*1:https://youtu.be/bRG79Z9CvS0

*2:曲中で「これは彼の為のパートだな」とハッキリしてるのはスホさんだと思う。転調パートで曲のムードを一発で変える役割なんか特に。

*3:何故かこのタイミングでバンドメンバー紹介してくれた

*4:魔法のiらんどと韻が踏める。